Archive for 2013年7月8日

Photoshop CS5で線画を抽出する【3】

Photoshop CS5でスキャンした線画を抽出する3つ目の方法。
この方法は、塗りと線の境界線を気にせずに塗っていく事が出来るので、3つの中で一番簡単な方法ではないかと思います。
※基本的に線画は高解像度でスキャンする事をオススメします。
※1つ目、2つ目の方法はこちらから→【1つ目の方法】【2つ目の方法

 

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先ずは、こちらで紹介した1つ目の方法の【1】~【5】までの作業をします。
次に『レイヤー』パネルの『背景』をダブルクリックし、適当に名前を付けてレイヤーにします。

 

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更に、『レイヤー』パネルの右下にある『新規レイヤーを作成』ボタンをクリックして、新規レイヤー『レイヤー1』を作成します。

 

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その新規レイヤー『レイヤー1』を、先ほど作成した『線画レイヤー』の下にドラッグします。
次に、このグレー画像を『イメージ』の『モード』から『RGB(or CMYK)』を選択しカラーモードにします。

 

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各レイヤーをそのまま保持しておきたいので、『統合しない』ボタンをクリックします。(モード変換はレイヤーの変換前にしておいても影響はありません)

 

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『レイヤー』パネルで『線画レイヤー』を選択した状態で、左上にある『レイヤーの描画モードを設定』から『乗算』を選択します。

 

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これで『レイヤー1』に色を塗っていきます。線画を乗算にしているので、塗りと線の境界線を気にせずに塗っていく事が可能です。


Photoshop CS5で線画を抽出する【2】

Photoshop CS5でスキャンした線画を抽出する2つ目の方法。
こちらで紹介した1つ目の方法(線画をレイヤーに抽出する)とは違い背景画像のみで作業する場合に有効です。

線画をスキャンした場合その設定にもよりますが、どうしても線にアンチエイリアスが適用されてしまいます。
その状態で、線画の中に色を付けると線と塗りとの間に白い境界線のような隙間が出来てしまいます。
ここでは、その隙間のような白い境界線を無くす設定をしていきたいと思います。
※基本的に線画は高解像度でスキャンする事をオススメします。
※1つ目、3つ目の方法はこちらから→【1つ目の方法】【3つ目の方法

 

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先ずは、こちらで紹介した1つ目の方法の【1】~【5】までの作業をしてください。
次に、『イメージ』の『モード』から『モノクロ2階調』を選択します。

 

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『モノクロ2階調』画面が出るので、ここでは『解像度』の『出力:600pixel/inch』に、『種類』の『使用:50%を基準に2階調に分ける』を選択しOKします。(解像度は作業に合った解像度にします)

 

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画像がモノクロ2階調化されました。
画像を拡大してみるとアンチエイリアスが適用されず、ギザギザで表示されているのが分かります。
次に、所々線が切れているので、塗りつぶす事を考え『鉛筆』ツール等を使って書き足して繋げていきます。この作業は必ず2階調化されている時にやってください。(ゴミ等もこの時に取るようにします)

 

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『イメージ』の『モード』から『グレースケール』を選択します。『グレースケール』画面が出るのでそのままOKします。

 

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更に、『イメージ』の『モード』から『RGB(or CMYK)』を選択します。

 

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ツールパネルの『塗りつぶし』ツールを選択します。描画色を塗りたい色にし、塗りつぶしたい所を『塗りつぶし』ツールでクリックして塗りつぶします。

 

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塗りつぶした所を拡大表示してみました。
線と塗りとの間に隙間無く塗りつぶされたのが分かります。


Photoshop CS5で線画を抽出する【1】

Photoshop CS5でスキャンした線画を抽出する1つ目の方法。
スキャンするとどうしても白バック等に色が被ってしまいます。そんな時この方法はとても有効だと思います。(今回は例として元々データとしてある線画のバックに20%のアミを塗りつぶしています)
※基本的に線画は高解像度でスキャンする事をオススメします。
※2つ目、3つ目の方法はこちらから→【2つ目の方法】【3つ目の方法

 

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【1】スキャンした線画をフォトショで開きます。
RGBやCMYKモードでスキャンした場合は、『イメージ』の『モード』から『グレースケール』を選び、モードをグレーに変換します。
それを、『情報』パネルで確認すると、バックに20%のアミがかぶっているのが分かります。(『情報』パネルが表示されていない場合は、『ウィンドウ』の『情報』を選択して表示させます)

 

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【2】このままでは、線画のみを選択しづらいのでバックのアミを取っていきます。
先ず、『イメージ』の『色調補正』から『トーンカーブ(Command+M)』を選択します。

 

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【3】『トーンカーブ』の画面が出るので、『白色点を設定』ツールを選択して、バックのアミの適当な場所をクリックします。

 

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【4】これで、バックが0%の白になりました。
クリックする場所によっては完全な白にならないので、白になるまで何度かクリックしOKします。(ただし、薄い線画の場合、あまりやり過ぎると線画自体が飛んでしまうので、飛ばない程度に気をつけます)

 

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【5】次にアミを飛ばしているので、線画自体も薄くなている場合があります。
それを100%の黒ベタにするよう設定していきます。
『トーンカーブ』を選択してカーブをドラッグして設定するか、『イメージ』の『色調補正』から『明るさ・コントラスト』を選択し、コントラストのスライダーを動かして100%の黒ベタになるよう設定しOKします。

 

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次に『チャンネル』パネルを表示させます。
『グレーチャンネル』を選択した状態で、下部にある『チャンネルを選択範囲として読み込む』ボタンをクリックするか、『グレーチャンネル』をキーボードの『command』キーを押しながらクリックし選択範囲を作成します。(『チャンネル』パネルが表示されていない場合は、『ウィンドウ』の『チャンネル』を選択して表示させます。)

 

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今のままでは、線画ではなくバックが選択範囲となっているので、『選択範囲』の『選択範囲の反転(Command+Shift+I)』を選択して選択範囲を反転します。

 

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今度は『レイヤー』パネルを表示して、下部にある『新規レイヤーを作成』ボタンをクリックして新規レイヤーを作成します。
この時、ツールにある『描画色の設定』に塗りたい色を設定しておきます。(ここでは黒を設定しています)

 

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新規レイヤーを選択した状態で、『編集』の『塗りつぶし』を選択します。

 

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『塗りつぶし』画面が出るので、『内容』を『使用;描画色』にしてOKします。
因に、この『塗りつぶし』画面を表示しなくても、ショートカットを使用すれば簡単に塗りつぶす事ができます。
描画色で塗りつぶしたい場合は、『option+delete』を、背景色で塗りつぶしたい場合は、『command+delete』で塗りつぶせます。

 

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描画色で塗りつぶせたので『選択範囲』の『選択を解除(command+D)』で、選択範囲を解除します。

 

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これで、新規レイヤーに線画のみ抽出されました。


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