Archive for BlackMusic関係

AMYTH[THE WORLD IS OURS/1999]

amyth

このグループを初めて知ったのは、アリ同様、BETの番組でした。
そこで流れていた「1,2,3」 を一聴し、速効でレコ屋に行ったのに、まだ入荷されてなくてかなり落胆したのを覚えてます。
それからは、入荷するまで辛抱強くレコ屋に通い続け、ようやく手に入れました。

彼らAMYTHは、LLが設立したレーベルのアーティストで、メンバーはWayne Spears、Otis Jupiter、Jelani Phillip、 Stephen Joyceの4人で構成されたヴォーカル・グループ。
メンバー4人はデビューの夢を叶えるためルイジアナ州バトン・ルージュからニューヨークへと、そこで偶然に出会ったLLに渡したデモテープが目にとまりデビューする事に。

元々、「1,2,3」の様なアップを難なく歌いきるぐらいだったので、確信してはいたのですが…。
いやはや、もう、期待した通りの歌えるグループで、私がニンマリしたのは言うまでもなく…。

アップにしろスローにしろ、流行りを無視したオーソドックな作りの曲は、90年代ヒップホップソウルが好きな人にはかなりオススメなアルバムになっています。
特に、アップのこれでもかって言うぐらいのアッパーな感じは、純粋に気持ちがイイです。
最近の曲はアップなんだかミディアムなんだか、よく解らなくてスッキリしないという方にオススメ。
因に、【12】は言わずと知れたフォースMD’Sのカヴァー。

余談ながら、「1,2,3」のPVにはLLも出演。しかも、車の中でおねーちゃんを膝の上に乗せとります。いやいや、彼も相変わらずです。(笑)


JERRY L[Last Word In Lonesome/2001]

jerryl

故ジェイムス・カーのレーベルからデビューした、ディープ・ソウル界の期待の新人らしいけど、どー見ても新人とは思えない程のおやっさんです。(笑)
ほんとは、どっかのグループかなんかで活動してたんじゃーないの? まじ、ホントに新人っすか?とか思わせる歌いっぷり。渋いです。

だいたい、いきなりしょっぱなからブルース調で始まるんだから、渋くてもあたりまえかもしれません。(笑)
特にスローの濃厚さは、現行R&B界では絶対に聴けない代物。

前述の【1】曲目には、 プレストン・シャノンがギターで参加して彼のブルージー過ぎる燻し銀な歌を盛り上げ、【2】曲目は、Vernis Ruckerのカヴァーらしいけどイントロがメイフィールドの「People Get Lady」に似てます。この曲での彼のヴォーカル表現は凄いですよ。

で、続く【3】では軽快な曲調に彼のソウルフルなヴォーカルが乗ります。この怒濤の前半3連発で、私、敢然に彼の虜になりました。
【4】は、これまたディープファンには堪らな過ぎるバラードで、何となくルーサー・イングラムの一連の不倫ソングを聴いてるような気分になります。

【6】、【10】での終盤からの盛り上がりもヤバいですが、【12】の女性ヴォーカルを迎えたブルージーなミディアムチューンもヤバいの一言!
【8】は押さえ気味に歌っていますが、サザンソウル臭がプンプンと臭ってきます。
【5】、【7】、【9】は軽快なミディアムチューン。
こういう曲調を聴くと、あぁソウルだなぁと思います。まずは、必聴。


CODE3[THE BEST GROUP NEVER HEARD!/1999]

code3

CODE3と言えば、SOLOやJODECI、III FRUM THA SOULと肩を並べられる程の90年代屈指の実力派歌バカグループ。
96年にポリグラムからシングル「Humpin’ Bumpin’」をリリースしたまま、どうなってんの?とか思ってた矢先にようやくdef souffからこのアルバムをリリース。
先ずは出してくれたレーベルに感謝!

もう兎に角、【1】曲目からヤバい!の一言。ピアノ伴奏のみで見せるコーラスワークにあっさり昇天。
特に、通常のコーラスからファルセットに掛けのぼる瞬間なんぞは、鳥肌もんです。
パースウェイダースの「A Thin Line Between Love And Hate」使いのミディアム【2】では、バリトンとテナーリードの吠えっぷりと、それに絡むファルセットにゾクゾクとします。
更に【3】はIII FRUM THA SOULもカヴァーしていたテディペンの名曲「Turn Off The Lights」で、ここでのリードヴォーカルのシャウトっぷりといったら…絶対に血管キレてると思います。(笑)

続く【4】では、3人組とは思えない程分厚いコーラスを聞かせてくれ、【5】ではバリトンシャウトが吠えまくっていたと思えば、今度は後半で感極まったファルセットが吠えまくるという、如何せん歌バカ仕様。そしてそれに絡むコーラスワークも素晴らしいと言う。(笑)
ラップをフューチャしたUP【6】や、JODECIネタの【7】、【8】でのリードを奪い合いながらのヴォーカルバトルも凄い!スロウ【9】でのリードの沸点もかなりヤバく、終盤で聴こえるファルセットの雄叫びも堪りません。

【10】でのスレイブの「Watching You」使いのUPのグルーヴ感もかなり気持ち良くて◎。
最後は定番?的なゴスペルチューン【11】でのテナーリードの捏ね繰り回しながら歌いまくります。また、それに絡むコーラスももの凄い熱量で、ここまで来るともう笑うしか無いって感じです。(笑)

まぁ曲自体はチープなのもあるのも事実ですが、3人のヴォーカルの熱さと言うか歌バカっぷりに何も言えなくなります。(笑)
…と言う事で、このアルバムは見つけた時点で買い!だと言いきってしまおう。


ALI[CRUCIAL/1998]

ali

UK出身のシンガーで16歳の頃からセッションシンガーとして働き始め、 Rhythm&Bassというバンドを結成し、JODECIやB2Mのツアーにも参加してます。
その後、ALIWAYというユニットで再活動。でもチャンスに恵まれじまい。
ようやく96年にソロ契約に漕ぎ着け、今作のリリースに至るんですが…。
なんというか…まぁかなり苦労してるようです。

そんなアリの歌をきちんと聴いたのは、偶然にも見たBETのスタジオライヴでした。
その時の私と言えば、「アリ?そう言えば出てきてたっけ」ぐらいの認識しかありませんでした。
そして、彼が歌たい出した瞬間テレビに釘付けになり、速攻レコ屋に走ったのは言うまでもなく…。(笑)

まずは、 【1】曲目のソウルモード全開のミディアムでノックアウト。
更に【2】曲目のスロウでの情感たっぷりのヴォーカルに軽くヤラれ、【3】、【4】曲目で呆気無く昇天。
【5】曲目では、アイズレーを思わせるファルセットで歌い始め、曲の終盤では感極まりシャウトが爆発。

【6】曲目のファンキーチューンや、【7】曲目の60年代ソウルっぽさ、【8】曲目の『Risin’ To The Top』ネタを使用したファンキーチューンでにニヤリとさせられ、ついつい体が自然と動いてきます。
ファルセットを駆使したミディアムチューンの【9】曲目や、ソウルフルなヴォーカルが映える表題曲の【10】曲目も素晴らしいの一言!

続く、【11】曲目のインタルード的な曲での熱い厚いヴォーカルにはゾクゾクとさせられ、【14】曲目はこれでもかと言うぐらいのディープソウルモード全開。
でもって、【17】曲目は言わずと知れたスティーヴィ・ワンダーのカヴァー。
ホントにお腹一杯のアルバムです。

余談ながら来日公演では、イイ意味で今まで持っていた彼のイメージを尽く壊してくれました。
しかも、メッサフレンドリー。(笑)


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